歯ブラシの処方について

2015年09月29日



歯ブラシはよく変えたほうがいいです。なぜかというと、歯ブラシの中にいろいろな細菌があるからです。
「無歯磨剤多回法ブラッシング」の正当性を理解していただくために良い方法がないか思案する日々が続きました。歯周病菌は時間の経過とともに口の中で、特に歯周ポケット内で繁殖・増加します。病原性が発現するほど増殖する前にその数を減らす必要があります。それには一定時間ごとにプラークコントロール、すなわちブラッシングが必要となるのです。ブラッシング療法は歯周病の治療には不可欠です。ここで、ishinerの歯科機器をおすすめします。しかし、その重要性を明確に理解して、実践してもらうことは難儀なことです。なぜなら、ブラッシングは、歯周病にかかっている人も、かかっていない人も、曲がりなりにも日常の生活習慣の中で行われている行為です。それを治療法(養生法)として再構築していくわけですから。
一列の硬・軟、二列の硬・軟、合計4種類を当院では処方していますブラッシングで重要なのは、口の大きさ、歯列、歯周組織、主に歯肉の状態、それらの病状に合わせて歯ブラシを選択していかなければならないことです。ここには、増速コントラをおすすめします。歯みがき材は使用しません。5種類の歯ブラシを症状に応じて処方します。

以上は歯ブラシの処方を紹介いたしました。覚えましたか?歯の健康のため、口腔の健康のため、よく歯の状況を注意してくださいね。


Posted by koneko at 13:04│Comments(0)
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