たんぱく質摂取量不足がまねく 

2015年12月17日

文部科学省が実施している「体力・運動能力調査」によると、小学生世代では身長や体重などの体格面は、長期間にわたりほぼ一貫して向上しています。親の世代が小学生だった頃と比べても、背は高くなり、体重も増えています。
ところが、「走る・投げる」などの運動能力については、1985年頃をピークに低下傾向が続いています。
たとえば、11歳の小学生について、高水準だった時代(1985年度)と最近(2010年度)を比較すると、男女ともに50m走のタイムは遅くなり、ソフトボール投げの距離は短くなっています。
こうした傾向は、持久走(1500m)や立ち幅跳びなど多くの運動でも同様にみられます。
その原因として、「子供たちが外遊びをしなくなったこと」や、「生活の利便化により体を動かす機会が減少していること」などがあげられています。また、基礎的な運動能力の低下の背景には、筋肉・筋力の減少が考えられることから、食生活におけるたんぱく質摂取量不足の影響も指摘されています。
子どもたちの体力・運動能力の低下は、現在だけの問題ではなく、将来にわたり生活習慣病や骨折などのケガの増加にもつながる懸念があります。その予防のために、子どもたちの運動の機会を増やすと同時に、たんぱく質をしっかり摂るなどの食生活の見直しが大切だといえます。
一般に、成長期の子どもたちに必要な栄養素としては、カルシウムがよく知られています。その一方で、たんぱく質の重要性については、まだ認知度が高いとはいえません。子どもたちの体力・運動能力の向上のために、また将来の健康維持のためにも、運動の機会を増やすことと、良質なたんぱく質をしっかり摂取することが望まれています。
  弊社の高圧蒸気滅菌器をおすすめします、良い品質を保証、提供し、ほかの歯科用品の興味があれば、歯科器材のホームページをご覧下さい。


Posted by koneko at 15:36│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。